12月の読書メーター
読んだ本の数:14冊 読んだページ数:682ページ エリーちゃんのクリスマス (世界絵本傑作シリーズ) (再読)昨年出版されとても気に入ったのですが、クリスマスシーズンに買いのがしたので、今年購入。「にいさんといもうと」の画家チャルマーズによる1956年の作品。最近の絵本には、こういう素朴なかわいらしさは見られません。エリーちゃんたちは、クリスマスを盛大に祝うわけではないけれど、みんなでかざりつけをして、ココアを飲み、クリスマスに向けての時間をゆっくりとたのしみます。こんなクリスマスの過ごし方って、とってもいいな。 読了日:12月28日 著者:メアリー・チャルマーズ 月夜のこどもたち (講談社の翻訳絵本シリーズ) しんとした夏の夜の空気が絵本からたちのぼってくるかのよう。季節はずれに読んでしまったけれど、ページを繰っている間、気分は夏休みの子どもでした。子ども時代の幸せな時間がつめこまれた絵本です。絵はセンダック、文章は「木はいいなあ」のユードリイ(本書ではアドレーと表記)、訳は「かばくん」などの岸田衿子さん。大好きな作家さん3人による作品ですが、絶版になっていて未読でした。 読了日:12月28日 著者:ジャニス=メイ=アドレー 石の中のうずまきアンモナイト (たくさんのふしぎ傑作集) 著者と同じように、幼い頃に貝や木片の化石を見つけてワクワクしたものです。ずーっと昔、今自分が立っているこの場所に、見たこともない生き物たちがいたという不思議。化石ひとつで想像がぐんぐん広がります。わたしもアンモナイトは今でもどこかで生きていると思うな。 読了日:12月21日 著者:三輪 一雄 世界中のこどもたちが (からだとこころのえほん ) 子どもの笑顔には、空をも、海をも笑わせる力があるだろう。夢中になって遊んでいる子ども達の顔がとてもいい。 読了日:12月21日 著者:新沢としひこ ここにも、こけが… (たくさんのふしぎ傑作集) 足元にこんなにも美しい世界が広がっていたとは。みずみずしく、あおあおとしたコケの写真の数々に目をみはります。 読了日:12月21日 著者:越智典子 野の花えほん 秋と冬の花 春夏編同様、充実の内容。掲載されている植物の種類は少ないが、名前の由来、利用法、遊び方などなどひとつの植物につき様々なことが紹介されており、じっくりと楽しめる。散歩のおともに。 読了日:12月21日 著者:前田 まゆみ 鳥に魅せられた少年―鳥類研究家オーデュボンの物語 (わくわく世界の絵本) オーデュボンという名前は、伊坂幸太郎の小説のタイトルでしか知らなかった。鳥の渡りが2千年以上も謎のままだったとは驚き。鳥は冬の間水の中で眠っているとか、別の鳥に姿を変えているとか、月まで飛んでいっているとかいう説があったんだとか。う~ん、おもしろい。巻末のオーデュボンによる絵が美しく、ため息が出る。 読了日:12月21日 著者:ジャックリーン・デビース それ ほんとう? (福音館創作童話シリーズ) わーい、復刊ばんざい!ソフトカバーになって、表紙もかわいくなってる。旧版は持っているけれど、こっちもほしくなっちゃう。新装版では、ひとつひとつの章に「それほんとう?」の一文がついてる。旧版ではこれは書かれていなかったけれど、思わず言っちゃうんだよね。「それほんとう?」って。小学生の頃から何度となく読んで、体にしみこんでいるリズム。だーいすき。 読了日:12月13日 著者:松岡享子 どろんこのおともだち なんて楽しいおはなし!わたしも幼い頃、どろんこ遊びが大好きな女の子だったので、夢中になって読んでしまいました。わたしもぬいぐるみや、お人形を外に持ち出しては叱られていたなぁ。だから、どろんこのおともだちが二人もいるシャーロットがうらやましい!どろだんごではなくて、どろんこのケーキなのがしゃれてる。シャーロットの部屋が素敵! 読了日:12月13日 著者:バーバラ・マクリントック シモンのアメリカ旅行 中表紙に、タンタンとスノーウィーとハドック船長を発見!他には誰がでてくるのかなーと目を皿のようにして隅々まで探したのですが、「かもさんおとおり」の鴨の家族と白鳥のボートの他は見つけられず。巻末を読んでみると、作家や女優、建築家などが描かれているそう。もう少しわかれば、もっと楽しめそうなんだけど、残念。 読了日:12月13日 著者:バーバラ・マクリントック おかのうえのギリス (大型絵本) 対比と繰り返し、民話のようにおはなしは進みます。さあ、どうなるの?どんな終わりが待っているの?と期待が高まり・・・ピャー!!大満足のおしまいです。それにしても、ローソンの絵がうまい!黒一色なのに、青々とした山、鮮やかなタータンチェックなど様々な色が見えるかのようです。 読了日:12月13日 著者:マンロー・リーフ ながいよるのおつきさま (講談社の翻訳絵本) (再読)「上弦の月」「居待月」など日本古来の月の呼び名も美しいけれど、この本に出てくるネイティブアメリカン達がつけた名前もまた美しいものです。はるかかなたにあるけれども、なぜか身近に感じるおつきさま。昔むかしの人も、海の向こうの人もそれは同じだったのですね。大好きな絵本ですが、moonの訳語には「おつきさま」という言葉よりも「つき」という言葉を使った方がよりしっくりくる気がします。 読了日:12月13日 著者:シンシア ライラント 生まれてバンザイ 俵万智さんの子育ての短歌を中心としたアンソロジー。子育ての喜びや、驚きをこんなふうにことばにして残せるなんて羨ましいかぎり。短歌にエッセイを添えた「たんぽぽの日々」も良かったけれど、短歌だけが綴られているこちらの方がことばが少ないせいか、より自分のことのように感じてしまいました。子育てっていいものだなぁと感じさせてくれる本。 読了日:12月12日 著者:俵 万智 キンコンカンせんそう (講談社の翻訳絵本) ロダーリらしいユーモア。フォントが気になった。絵とおはなしにあわせて、あえてこれを選んだのだろうけれど、読みにくい・・・ 読了日:12月01日 著者:ジャンニ・ロダーリ,ペフ 読書メーター
by kangaroo-books
| 2011-01-12 22:18
| -読書メモ
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