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星の使者-ガリレオ・ガリレイ-

昨夜は、オリオン座流星群を見るために、夜の散歩にでかけました。
待つこと30分、2つの星が南東の空にキラリと流れるのを見ることができました。
家に戻るとふとんを窓辺に敷き、ゴロンと横になって、
天体観測を続けましたが、いつの間にか眠ってしまいました。
明後日くらいまで、見られるそうですよ。寝不足が続きそうです。
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『星の使者-ガリレオ・ガリレイ-』  
ピーター・シス=文・絵 原田勝二=訳 徳間書店 

星の使者―ガリレオ・ガリレイ

ガリレオの生涯を描いた、美しい絵本。
ガリレオといえば、地動説。
ローマ・カトリック教会による異端審問の後、つぶやいたといわれる言葉
「それでも地球は回っている」は、あまりにも有名です。
ガリレオの主張が正しかったと、ローマ教皇が誤りを認めたのは、350年後の1992年でした。

-科学においては、多くの人が信じているからといって正しいとはかぎりません。
  たったひとりの知性が、火花のようにきらめいて、真実をてらし出すこともあるのです。



今年は、ガリレオが天空に望遠鏡を向けてから、ちょうど400年にあたります。
長時間、星を眺めていると、オリオン座の位置がだんだんと移動して、
たしかに天が動いているような気がしてきます。
けれども、そう感じるのは、わたしたちのいる地球が動いているからだなんて、
なんと壮大で、信じがたく、神秘的なことでしょう。
でも、それが真実。ガリレオの知性が導き出し、生涯をかけて貫いた真実。
科学とは、ロマンのある学問だなと感じます。


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by kangaroo-books | 2009-10-21 16:03 | 【ある人生】の本棚


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