カテゴリ:【あそぼう!】の本棚( 10 )

くっついた

やっと里帰り先の実家から、わが家に帰ってきました。
数ヶ月前は2人の家だったのに、今は3人の家です。
新たに加わった小さな住人がうちに慣れてくれるか心配していましたが、
到着したその日から、とても落ち着いた様子で驚きました。
夜も、やっぱりわが家はいいなぁと言わんばかりの寝顔を浮かべてぐっすりです。
おなかの中にいる10ヶ月、ここで過ごしたことをちゃんと覚えているのでしょうか。
3ヶ月も実家で両親に甘えっぱなしだったわたしの方が、
新しい暮らしに慣れず、あたふた、ばたばたしています。

アンに週末しか会えず寂しい思いをしてただんなさんと、
パパに会えずに寂しい思いをしていたアンは、
その時間を埋めんとするかのように、ぴったりとくっついて過ごしています。

くっついた

『くっついた』
三浦太郎=作
こぐま社


きんぎょさんと きんぎょさんが くっついた
あひるさんと あひるさんが くっついた
ぞうさんも、おさるさんも・・・
くっついたら、みんな仲良し。
笑顔がこぼれます。

わたしと おかあさんも くっついた
おとうさんも くっついた

幸せな気持ちになる赤ちゃん絵本です。
くっついて読みましょう!

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by kangaroo-books | 2010-08-27 22:16 | 【あそぼう!】の本棚

ぴょーん

本を読んでいると、作家さんの風貌や雰囲気を
頭の中で勝手に作り上げてしまっていることがあります。
だから、写真などでお顔を拝見して、わたしの思い込みのイメージと大きく違うと、
あれれ?ということになったりします。
そんなことって結構よくあるのですが、子どもの本の作家さんの場合は、
想像したとおり絵やおはなしの雰囲気にぴったりな方だなぁ、
ということが多いような気がします。
講演会を聞きに行ったり、原画展などでおしゃべりする機会に恵まれたりと、
今までお会いした何人かの子どもの本の作家さんに共通することは、
みなさん、まるで子どものように何かに夢中だということ。
そして、おしゃべりが面白くて、魅力的な方が多いということ。
そんな作家さんに出会えると、もともと好きだった本が、
ますます好きになります。

ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))

『ぴょーん』
まつおかたつひで=作
ポプラ社


かえるが・・・ぴょーん!
こねこが・・・ぴょーん!
うさぎが・・・ぴょーん!
動物たちが元気いっぱいにぴょーんします。
あれあれ、かたつむりもいるよ。
ぴょーんできるのかな?

図書館で子ども達と何度読んだことでしょう。
おはなし会の一番人気の絵本でした。
小さな子向けの絵本を思われがちですが、
小学校での読み聞かせでももりあがります。
その際は、図書館で大型絵本を借りて利用するといいですよ。
小学生がクラス全員でぴょーんとジャンプすると、
なかなかの迫力です。

作者の松岡達英さんは、自然に関する本をたくさん作っていらっしゃいます。
あそび心あふれるこの絵本のように、とてもたのしい方でした。
夏の間は、アトリエのある生まれ故郷の新潟県長岡市で、
野に出て自然観察をしながら創作活動をされているそうです。
目を輝かせて、虫や恐竜の話をされている松岡さんは、
まるでわんぱく坊主のようでした。





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by kangaroo-books | 2010-08-03 14:47 | 【あそぼう!】の本棚

「わらべうた」で子育て 

おちびさんがうちにやってきてから、わたしは歌ってばかりいます。
わらべうたや子守唄、童謡、鼻歌、でたらめな替え歌、
はたまた即興のオリジナルソングまでなんでもあり。
彼女がご機嫌な時も、泣いている時も、怒っている時も、
眠っている時も、ほとんど無意識に歌が口をついて出ます。
どうやらそれはわたしだけではない模様。
日頃からよく歌う母、子煩悩なだんなさんはもちろんのこと、
型物の父が歌うようにおちびさんに語りかけている姿を見た時には驚きました。
「童ァ、生まれるずど、その家さ、馬鹿ァ三人出る」
今日紹介する本の中にこんな言葉を見つけましたが、まさにそのとおり。
これは岩手県の遠野のことわざで、家に赤ちゃんが生まれて、
大の大人がなりふりかまわずに歌って遊んでやる様子を表したものだそうです。


「わらべうた」で子育て 入門編

『「わらべうた」で子育て 入門編』
阿部ヤヱ 平野恵理子=絵
福音館書店


この本は図書館に勤めている時に、何度もお世話なりました。
お母さん方を対象にしたわらべうた講座を催す前には必ず読みました。
わらべうたの遊び方も載っていますが、
そのわらべうたにどんな思いや、先人の知恵がこめられているのか、
わらべうたの動きや言葉が、赤ちゃんの心と体の発達とどう関係しているのか、
といったことが丁寧に語られています。
発達との関係なんていうと早期教育のようですが、
わらべうたの一番の醍醐味は親子で楽しむこと。
阿部さんの語り口は優しく、説得力があり、それがとても自然に伝わってきます。
そして、すぐにでも赤ちゃんとわらべうたで遊んでみたくなるのです。
お母さん達にこんなふうにお話ができたらなぁという思いで、いつも読んでいました。
長年わらべうたの伝承に携わってこられた阿部さんのように語るのは
もちろん無理ですが、この本にはたくさんのヒントをもらいました。

仕事を辞めて、今度は自分が子どもを持って、改めて読み返してみました。
すると、仕事を意識して読んでいた時よりもずっとたくさんのヒントを
見つけることができました。“子育てのヒント”です。
例えば・・・うちのおちびさんはこの頃「ンコー」と声を出すようになりました。
阿部さんは赤ちゃんが「ンコー」と言ったら、まっすぐ目を合わせて
「ンコー」と応えてやることから赤ちゃんとの会話が始まりだと言います。
早速やってみると、おちびさんはわたしの顔をじーっと見て、
「あれっ!」と何かに気付いたような顔をして、また「ンコー」と応えてくれました。
たったそれだけのことだけれど、おちびさんとわたしにとって初めての会話。
とてもうれしくて、幸せな気持ちになりました。

阿部さんは、わらべうたで教えていることは、楽に楽しく生きられる知恵だと言います。
それは、子どもにとっても、親にとっても言えることだと思います。
子どもにとっては、楽に、楽しく育っていく知恵。
親にとっては、楽に、楽しく子育てする知恵。
これから一年、この本を何度も開くことになりそうです。
(入門編ははじめの一年の子育てを対象にした内容なのです。
ちなみに、応用編は1歳から小学生を対象にした内容です)
馬鹿になって、たくさん歌って、楽に楽しく子育てしていきたいです。

 -子どもは真似して覚えていくものですが、心の中まで真似するんです。
   だから、できるだけ、なぜこうするのかわかって納得した上で、子どもに向かうと、
   子育ては楽しいし、やることはみんなあそびとしてやることだから、
   子どももすっと受けとって楽に育つことができるんですよ。  (本文より)






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by kangaroo-books | 2010-07-08 17:24 | 【あそぼう!】の本棚

いないいないばあ

瀬川康男さんが逝去されました。
瀬川さんは、わたしに絵本の楽しさを教えてくれた作家さんです。
わたしのファーストブックは、『いないいないばあ』でした。
その出会いは、もちろん記憶に残っていないほど幼いころのこと。
この紙を束ねたモノが「ほん」という名前で、それを開くと
うれしくなったり、わくわくしたり、ほっとしたりするということを、
赤ちゃんだったわたしはこの1冊から教えてもらったのです。
それから30年、そしてきっとこれからもずっと続く、
本とわたしとのおつきあいのはじめの一歩でした。
それが、『いないいないばあ』でよかったなぁと、この絵本を開くたびに思います。
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『いないいないばあ』 
松谷みよ子=文 瀬川康男=絵 童心社

いないいないばあ (松谷みよ子あかちゃんの本)

いない いない ばあ
にゃあにゃが ほらほら
いない いない ・・・
ばあ

体にも心にもしみこんだリズム。
おはなし会の時、この絵本だけは全くページを見なくとも自信を持って読めます。
「いないいないばあ」と動物たちが顔を出すと、ご機嫌ななめだった子もにっこりします。
この絵本に出会う赤ちゃんたちにとっては、にゃあにゃや、くまちゃんや、
こんこんぎつねが人生で最初のお友だちになるかもしれないのですね。
子どもの本を作ることって、とても素晴らしく、尊いお仕事です。
瀬川康男さん、絵本の楽しみを教えてくださってありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。


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 たとえば・・・
 ● 幼稚園での読み聞かせに向いているおひなさまの絵本は?
 ● 絵本から読み物へのステップになるような本を探している
 ● あたらしい絵本の中からおすすめを教えて!       などなど 
 
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by kangaroo-books | 2010-02-23 06:57 | 【あそぼう!】の本棚

あぶくたった

今、ストーブの上であずきを煮ています。
本を読んだり、パソコンに向かったりしている時に、
部屋の片隅で、コトコトとひそやかにお豆が煮えていく様子は、
それだけであたたかく、うれしくなるものです。
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『あぶくたった』 
さいとうしのぶ=構成・絵 ひさかたチャイルド

あぶくたった―わらべうたえほん

今日あずきを煮ようと思ったのは、この絵本を読んだからです。
ねずみの家族が、♪あ~ぶくたった にえたった♪ と歌いながら、
あずきが煮えるのを待ちます。煮えたら、おもちを入れておしるこに。
昨日のおはなし会で読んだら、子どもたちは大合唱してくれました。
おはなし会の後に、「お昼はおしるこにしようか」「うん、そうしよう!」と
相談している親子を見ていたら、わたしも無性におしるこが食べたくなったというわけです。
ときどき、♪にえたかどうだかたべてみよ♪ と味見をするのもまたたのし。
明日の朝は、もちろんおしるこです。

ここ数年、たのしいわらべうた絵本がたくさん出版されています。
こぐま社から出ているましませつこさんと、こばやしえみこさんのシリーズ
ここで紹介した『ととけっこうよがあけた』は小さな人たちに大人気です。
やぎゅうげんいちろうさんの『いろいろおせわになりました』もいいですねぇ。
福音館からはこどものとも0・1・2でも、年に数冊わらべうた絵本が出ていますね。
わたしが幼稚園生のころは、わらべうたでよく遊んだものですが、
今の子どもたちはどうなのでしょう?
絵本で出会ったわらべうたが、生活の中、家族の中でも歌われているといいなぁと思います。


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by kangaroo-books | 2010-02-19 20:59 | 【あそぼう!】の本棚

やさいのおなか

だんなさんの実家から、月に1、2回ずっしりと重いダンボールが届きます。
中身は季節の野菜がたっぷり。開けた瞬間、ふわっと土の匂いがします。
いつも、とりたてを送ってくれるので、土はまだ湿っていますし、
時々小さなくいしんぼうのお客がくっついてくることもあります。
キャベツをめくる度に姿を現すあおむしくんに、何度出会ってもびっくりさせられるなめくじくん。
先日は、長いもに穴が・・・切っても、切っても、穴、穴、穴なのだ!
とろろにして食べるつもりの長いもを全部輪切りにしてしまいましたが、
長い、長いトンネルを掘った犯人は見つからず。
結局、長いもは素揚げにしておいしくいただきました。
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『やさいのおなか』 
きうちかつ=作・絵 福音館書店

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

切った野菜の断面をじっくり見たことありますか?
身近にあるからこそなかなか気付かないかもしれませんが、
野菜って実は、ユニークで、美しく、おもしろい形をしています。
これは、野菜の断面から、何の野菜かあてるクイズ形式の絵本。
子ども達と「これなあに?」と考えながらたのしんでみてください。
わたしは、おはなし会で読む時には、
 1、白黒のページを見せて、「これなあに?」
 2、わからない子がいたら、「色をつけてみようか」とカラーのページを見せて
 3、答えのページ の順に読んでいます。
カラーのページと、答えのページが見開きに描かれているので、
間に紙をはさむなどして、答えを見えないように工夫するといいですよ。
表紙を見せた時に、「野菜きらいだも~ん」と言っていた子が、
読みはじめると夢中になって考えているなんてことも。

シリーズの『やさいのせなか』 『くだものなんだ』も、とってもたのしい絵本ですが、
わたしは、やっぱり一番シンプルな『やさいのおなか』がお気に入りです。


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by kangaroo-books | 2010-01-16 19:12 | 【あそぼう!】の本棚

ねえ、どれがいい?

図書館にくる子どもたちの中には、何人かわたしの小さな友だちがいます。
20歳以上も年の離れた友だちができるとは、思ってもみませんでした。
彼らとの出会いのきっかけは、調べ学習を手伝ってあげたことや、
おはなし会に参加してくれたこと、などなどさまざまですが、
みんな、わたしのことを「○○ちゃん」とか「おねえちゃん」と呼んでくれます。
これから先、学校や塾が忙しくなって、図書館から足が遠のいてしまうかもしれないけれど、
図書館がたのしい場所だってことは、ずーっと覚えていてほしいな。
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『ねえ、どれがいい?』  
ジョン・バーニンガム=作 まつかわまゆみ=訳 評論社 

ねえ、どれが いい? (児童図書館・絵本の部屋)

この絵本は、たちまち子どもたちと仲良くなれる、魔法の絵本。
はずかしがりやの子は、おしゃべりしだす!
ちょっと元気のない子は、目を輝かせる!
「本なんて興味ないよ」っていう子は、夢中になる!

「もしもだよ、○○だとしたら、ねぇ、どれがいい?」
の後に続くのは、究極の選択。
家のまわりが変わるとしたら・・・
食べるとしたら・・・
子どもたちと一緒に、う~んと迷ってしまいます。

おはなし会の大定番のこの絵本、はじめておはなし会に参加する子が多かったり、
ちょっと元気がないなと感じた時には、これをいちばん最初に読みます。
すると、「あっちがいい」「こっちがいい」と元気な声があがり、
たちまちに、子どもたちとの距離が縮まります。
「どうして?」と理由を聞くと、「だってね・・・」とおしゃべりが止まらなくなり、
大きく横道にそれてしまうことも。
迷子になるとしたら・・・という質問の後に、
ひとりの子が「ないしょだけど、ぼくジャスコで迷子になったことあるんだよ」と、
暴露をしてくれて、それを聞いたほかの子が「ぼくも」「わたしも」
「ぼくは、こんなところで迷子になった!」と、迷子自慢をはじめてしまったことも。
物語の絵本を読んでいるときに、横道にそれるのはあまりよくないけれど、
こういう本はたくさんおしゃべりして楽しみたいですね。

では、さいごに質問!
さあ、大人のあなたも、子どもスイッチをONにして、真剣に選んでね。

 -どれなら食べられる?
   くものシチュー、かたつむりのおだんご、虫のおかゆ、へびのジュース

   ねえ、どれにする?


ちなみに、わたしは悩んだあげく、「かたつむりのおだんご」を選びました。


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by kangaroo-books | 2009-11-21 19:51 | 【あそぼう!】の本棚

たべたのだあれ

今日は、幼稚園に行って出張おはなし会をしました。
普段、図書館でのおはなし会に集まる子たちは、毎回メンバーが違って、
それぞれにお母さんや、お父さんと一緒に楽しんでくれます。
それに対して、今日のように幼稚園では、いつも一緒にいる集団に対しての
おはなし会なので、子どもたちに一体感があります。
そして、集団パワーがすごい!圧倒されてしまいそうでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『たべたのだあれ』  
五味太郎=作 文化出版局 

たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)

くいしんぼうの動物たちが、いろいろな食べ物を食べてしまいました。
さくらんぼ たべたの だあれ
いちご たべたの だあれ
めだやまき たべたの だあれ

よ~く見ると、たべたのが誰だかわかりますよ。

動物たちが食べた物が、隠し絵になっています。
しっぽが、さくらんぼになったぞう
鼻が、いちごになったライオン
体の模様が、めだまやきになったうし
五味太郎さんの絵はユーモアたっぷりで、大人も笑ってしまいます。
同シリーズの『かくしたのだあれ』も面白いですよ。

わたしのお気に入りのページは、
サンドイッチ模様になってしまったヘビと、
体の下半分が、ミルク色に染まってしまったカラス

意外に気付いている方が少ないのですが、この絵本、見返しまで遊び心が隠されているのです。
表見返しと、裏見返しを見比べてみてください。
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今日の幼稚園生たちは、みんなそろって大声で答えてくれました。
元気いっぱいです。
そして、帰り際には「帰っちゃダメ~」と、車のところまで見送ってくれました。
後ろ髪引かれつつ、帰ってきました。


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by kangaroo-books | 2009-10-27 18:10 | 【あそぼう!】の本棚

だるまさんが

絵本作家のかがくいひろしさんが、お亡くなりになられました。
昨日、このニュースを知り、本当に驚きました。
かがくいさんの絵本は、どれも子ども達に喜ばれるものばかりで、
これからの活躍を期待していたので、残念でなりません。

かがくいさんの大ヒット作「だるまさんが」をはじめて読んだ時、
同僚とおなかを抱えて大笑いしました。
これは、おはなし会で使えるぞとピンときた通り、
だるまさんは、すぐに赤ちゃんおはなし会のアイドルになりました。
0歳児の赤ちゃんが、お母さんの膝の上で、
「だ~る~ま~さ~ん~が~」と体をゆらす姿は、本当にかわいい!
2、3歳になると、だるまさんがぷしゅーと小さくなったり、
ぷっとおならをしたりする真似をしてくれます。

これから先もきっと、だるまさんは赤ちゃんファンを増やしていくことでしょう。
心よりご冥福をお祈りします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『だるまさんが』  
かがくいひろし=作 ブロンズ新社 




ほっぺがピンクの、かわいいかわいいだるまさん。
ただのだるまさんではありません。
手も足もあります。いろんなことができます。

ぷしゅーっとしぼんだり、びろーんとのびたり。
時には、ぷっとおならが出ちゃうことも。

よく見ると「だ・る・ま・さ・ん・が」のところも、各ページごとにだるまさんの表情が違います。
おならをした後は、ちょっと恥ずかしそうな顔をしているのですよ。ふふふっ。

親子で遊びながら楽しんでください。
続編の「だるまさんの」「だるまさんと」も、とっても楽しいですよ。


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by kangaroo-books | 2009-09-30 18:36 | 【あそぼう!】の本棚

ととけっこう よがあけた

『ととけっこう よがあけた』  
こばやしえみこ=案 ましませつこ=絵 こぐま社 




♪ ととけっこう よがあけた まめでっぽう おきてきな
  こっこさんが、ひよこたちを起こします。
  -ぴよ ぴよ ぴよ おはよう

♪ ととけっこう よがあけた こねこちゃん おきてきな
  こねこちゃんは、起きるかな?
  -にゃーん おはよう

こうして、こっこさんは、動物の子どもたちをおこしてまわります。
  こぶたくんは、
  -ぶうぶう おはよう
  こうしくんは、
  -もー おはよう

最後は、おとこの子も
  -こっこさん おはよう

みんな、こっこさんの優しい歌声で目を覚まします。
  -おひさま おはよう
気持ちのよい朝。一日がはじまります!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

図書館の赤ちゃん向けおはなし会では、大定番の絵本です。
お母さんは優しい声で、子どもたちは元気よく、一緒に歌ってくれます。

おうちで読む時には、「ととけっこう よがあけた ○○ちゃんおきてきな」と、
赤ちゃんの名前を入れてあげるといいですよ。

               ●

『ととけっこう よがあけた』は、赤ちゃんを起こす時に歌われていたわらべうたです。
おはなし会の常連さんの家庭では、この本を読んで、わらべうたを歌うようになってから、
寝起きの悪い赤ちゃんが、あっという間に “にっこり”。
ご機嫌がよくなって、お母さんも楽になったそうです。

「起きなさい!」と言われるよりも、ゆったりとしたわらべうたで起こされる方が、
赤ちゃんだって気持ちがいいに決まっていますものね。
それに、起こす方のお母さんも、歌うと心にゆとりが生まれます。

昔むかしから、親から子へと歌い継がれてきたわらべうたの中には、
子育ての知恵がたくさんつまっています。
起こす時の歌、寝かす時の歌、顔を洗う歌、おむつ替えの歌・・・。
生活の中にわらべうたを取り入れると、子育てが少しだけ楽になるかもしれません。

               ●

わらべうたは、日本独特のゆったりとしたリズムと、高低の差が少ない音階が特徴です。
聴きなれるまでは、覚えにくい、歌いにくいと感じるかもしれませんが、
ひとつ覚えてしまうと、あら、不思議。
2つ、3つとすぐに覚えられるようになって、すっと口をついて出てくるようになりますよ。

               ●

祖母から孫に、母から子どもに口頭伝承されてきたわらべうたは、
核家族化によりだんだんと歌われなくなってしまいました。

大家族で育ったわたしは、明治生まれの曾祖母から、よく歌ってもらったそうです。
あまりに幼い頃のことなので、数曲しか覚えていないのが、とってももったいなぁと思います。

今は、わらべうたに詳しい方から、いろいろ教えていただいて、勉強中です。
おはなし会では、絵本と絵本の合間に取り入れて、子どもたち、お母さんたちと楽しんでいます。

本に載っていないわらべうたを伝えていくのも、これからの図書館の役割かもしれません。
でも、仕事というよりも、楽しいから覚えて、楽しいから歌っている感じです。

★おはなし会で使う時には・・・
 0歳~
 巻末に楽譜が載っています。楽譜に正確でなくても、リズミカルに読めば◎

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by kangaroo-books | 2009-08-19 23:32 | 【あそぼう!】の本棚